外出自粛でアプリ作成がはかどります。
今回は、以前公開を開始した、「Midi Controller」のMidi信号を変更するためのアプリ「Midi Controller Config」になります。
そのため、Midi Controller と一緒に使ってください。
Midi Controller Config でMidi信号の内容を記載したCSVファイルを作成、編集します。
作成したCSVファイルをMidi Controller側で読み込むことで送信するMidi信号を切り替えるという形です。
CSVを経由するので、ファイルの位置とフォーマットさえ間違えなければ、テキスト編集のソフトでも編集可能です。
使用の手順は下記になります。
1. 初回起動時は[INIT.]を押してファイルを作成します。
デバイス直下にMidi Controllerというフォルダが作成され、中に「config.csv」というファイルができます。
Midi Controllerアプリでは、この位置、名前のファイルを読み込みますので変更しますと読み込めなくなりますので注意してください。
2. 次は[READ]を押してファイルを読み込んでください。
3. MIDI信号を変更したいボタンをクリックします。
上部のフェーダー部の3rd ByteはMidi Controllerで左側のボタンを押した際にどこに設定されるかになります。
メインのボタンに関してはタイミングがとりやすいようにクリックではなくタッチで動作するようになっています。
また、OFFノートも送れるようにしていますので、2つ分信号が送れるように開かれるダイアログが異なります。
(詳細は次の項目で説明。)
下の小さいボタンはクリック動作です。
ここには長押しで別のMIDI信号を登録できます。
4. ダイアログが表示されますので、変更し、[OK]をクリックします。
変更の際の注意点は、1st Byteは「B0」などで入力してください。
Channelは一番上で設定してください。
何を入力したらよいかわからない方は、Midi信号に関して調べていただければわかるかと思います。
「B0」はCC、「90」はノートを送信します。
初期設定ではフェーダーと下部の小さい青4つのボタンはCCを発信し、メインボタンはノート(&OFFノート)を送信するようになっています。
フェーダー部と下部の小さい青4つのボタンのダイアログは下記のような形です。
OFFノートもできるようにメインのボタンは下記のようなダイアログがでます。
もちろんOFFノート以外でも設定できます。
5. 各ボタンの入力が終わったら、[WRITE]を押すことで、config.csvに書き込まれます。
6. Midi Controllerを起動して使用してください。
Midi Controllerに対応してページもA~Dと1~4も変更できます。
ページの切り替えはMidi Controller同様です。
INITで作られるファイルはMidi Controllerの初期値とは異なりますので注意してください。
CSVファイルを削除すればMidi Controllerの初期値に戻ります。
このファイル読み込みを行うためにMidi Controllerにファイル読み込みのパーミッションが必要になっています。
もちろんMidi Controllerもパーミッションが必要になります。
許可していないことに気が付かず、デバッグ時に読み込みできず数時間悩みました。。。