2020年4月28日火曜日

SONY RMT-B015J リモコン修理(応急処置)

誰かの役に立つかわかりませんが、SONY ブルーレイレコーダーのリモコンを少し分解する機会があったので記録です。

BDZ-EW1200等に使用されているRMT-B015Jになります。

リモコンが動作しないために分解して、可能であれば修理しようという考えで分解開始しました。
どうせ捨ててしまうとの事なのでダメもとですし、怖いものもないです。

分解は電池カバーを外したところにネジが6本ありますので取り外します。
その時点でリモコンのスライド部から別れますが、フレキシブル基盤?(ここではケーブルと呼ぶことにします)によって上下が接続されているので引っ張らないように気をつけてください。

ケーブルの端っこはコネクタによって把持されているのでストッパーを持ち上げてから引き抜くようにして取り外します。

この時点で自分が分解したものはケーブルが割れており、断線してしまっているようでした。
おそらくリモコンのスライド部を何度も動かしたことによる疲労破壊のではないかと思います。特に購入後時間が経っているものはケーブル自体が硬くなり割れやすくなっているのではないかとも思います。

今回はこのケーブルの代わりになるものが無いため完全な復活は難しいと考えました。
ですが電源だけでも下側の電池から上側に持っていければ上側のボタンだけは使うことが出来そうだと考えました。

なので電池から来ているプラス電源とマイナスのGNDだけを手半田で接続しました。

上側はコネクタの左右端っこ2ピンが電源のようです。
かなり小さくて自分の目では半田するのはかなりしんどかったです。

下側は手半田のようでこちらは取り付けしやすかったです。

あとは適当に収まるようにしまって終了です。
間違えてスライドしないようにテープで留めてしまいました。
スライドさせると無理やり収めた手半田での配線に負荷がかかるためです。

残念ながら完全な復活は出来ませんでしたが、上側だけ復活することが出来ました。
(その為、タイトルを応急処置にしておきました。)

可動部なので比較的壊れやすい箇所だと思います。
修理しようと考える人の参考になればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿